複業とは「複数の仕事・キャリア」を持つこと!【複業が当たり前の時代へ】

2018年「副業解禁元年」と呼ばれていたことを覚えていますか?

この当時、2018年1月31日に、

厚生労働省が「モデル就業規則」の副業・兼業の推進に向けたガイドラインの中で副業を原則容認する内容

が発表され、大企業を中心に副業・兼業を容認する可能性が高まったことで「副業解禁元年」と言われるようになりました。

具体的には、

  • 旧:許可なく、他社の業務に従事しないこと
  • 新:勤務時間外に、他社の業務に従事できる

と、モデル就業規則の中で、副業できることが明確に記載されています。

そんな世の中の副業解禁という流れの中で、「副業」ではなく「複業」という働き方が注目されるようになってきました。

この「複業」と「副業」、何が違うのでしょうか?

何となく同じ意味と思っている人が多いようですが、明確に定義や意味合いは異なります

そこで今回は、「複業」について、意味や定義の解説はもちろん、複業のメリット・デメリット、複業の始め方、注意点など、複業の全体像についてご紹介したいと思います。

会社員とフリーランスの現役パラレルワーカー「こーへい」

フリーランス・複業・パラレルキャリア専門メディア「パラレルワーカーズ」を運営している「こーへい(@kohei_x_jp)」です。

会社員とフリーランスの現役パラレルワーカーの視点で、複業について役立つ情報を分かりやすくご紹介します!

複業とは?

複業とは、言葉のとおり「複数の仕事を持つことを意味しています。

複数の仕事を並行して持つことから「パラレルワーク」と呼ばれることが多いようです。

ちなみに、辞書や辞典では、複業のこと以下のとおり定義されています。

複業はどちらが本業か区別出来ないようなもの(出典:日本俗語辞典)

つまり、複業は、「副業」とは違い、本業とは区別出来ない「本業と同じレベルの仕事」や「収入源」を実現できる、複数の仕事を持っている、ということです。

複業とパラレルキャリアの違いは?

複業やパラレルワークと似た概念で「パラレルキャリア」という言葉があります。

パラレルキャリアとは、ピーター・ドラッカーの著書の中で提唱された、これからの社会での生き方のことです。

パラレルキャリア英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す。(出典:Wikipedia

これからの人生100年時代、私たちは組織のみに頼るのではなく、組織とは別に第2の人生を始める必要性が高まっています

そんな中、生まれた「パラレルキャリア」という働き方は、不確実性の高い現代にぴったりの考え方ではないでしょうか。

パラレルキャリアは、「現在の仕事以外の仕事」という意味では、複業と同じです。

しかし、複数の仕事を持っている状態というより、新しい生き方や働き方、キャリア形成のための1つの手段として認識するとしっくりくると思います。

複業ワーカーが急増しているって本当?

副業解禁の動きによって、どのくらい副業や複業人口が増加しているのでしょうか?

「ランサーズ」が実施した「フリーランス実態調査 2018年版」によれば、副業人口は744万人と年々に増加しています

「副業従事者と経済規模」

翌年の同調査によると、収入を目的とした「副業」ではなく「パラレルワーカー」の人口が280万人とかなりの人が複業に取り組んでいることが分かります。

フリーランス4種類のタイプ
(引用:ランサーズフリーランス実態調査2019)

これからの時代、本業では実現できない「やりたいこと」を追求できる「複業」を選択する人が増加していくことは間違いないと思います。

特に、「やりたいこと」の実現が難しい会社員には「複業」が最適です!

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複業と副業は何が違うの?

「複業」と「副業」について、何が違うのか、まだまだしっくり来ていない人も多いのではないでしょうか?

ということで、あらためて言葉の意味や定義について説明していきたい思います。

副業とは?

「副業」とは、本業以外に収入源を持つこと、または、その仕事自体を指しています。

辞書や辞典では、以下のとおり定義されています。

本業のかたわらの仕事(出典:goo辞書)

つまり、「副業」とは「複業」と同様に、複数の仕事を持つことですが、「あくまで本業>副業」という位置づけです。

他にも、「副業」は、収入を目的としたモノで、スキルアップやキャリア形成を目的としたモノを「複業」という使い分けられていることも多いと思います。

副業・兼業の容認と「働き方改革」

「働き方改革」によって企業の副業・兼業を容認する動きが推進されていることは、すでにお伝えしたとおりです。

企業の副業容認と「働き方改革」がなぜ関係しているのか、正しく理解しておくと、副業や複業の重要性が分かるので、概要を紹介したいと思います。

日本では少子高齢化が急速に進んでおり、生産年齢人口が減少しています。ピーク時は、8,700万人以上もいた生産年齢人口も、2020年には、約7,300万人15%以上も減少しているのです。

政府は、この人口減少による企業の人手不足への懸念を「働き方改革」で対策しようとしているのです。

具体的には、企業に対して「柔軟な働き方」を実現するために、3つ取り組みを行うよう働きかけています。

  • テレワークや時短勤務
  • 副業・兼業の解禁や容認
  • 高齢者・シニア層の活用

副業・兼業の解禁や容認によって、1人当たりの生産性を向上させることで、労働力不足を解消することが狙い、ということが分かります。

つまり、私たちは、このような時代の流れの中で、複業や副業が当たり前の社会になっていく過渡期に直面しているのです。

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副業・兼業を認めたことによる企業の効果

これまで副業・兼業を禁止していた企業が時代の流れの中で、副業の解禁を進めると言っても不安が大きいと思います。

実際に、副業を認めたことによって企業が得られた効果を見てみると、様々な効果が期待できることが分かります。

  • 定着率が向上した
  • 従業員のモチベーションが高まった
  • 従業員のスキルが向上した
  • 多様な人材の活躍が推進できた
  • 継続雇用が増加した
  • 社外との人脈が形成された
  • 従業員の労働時間が短縮した
  • 採用活動が容易になった
  • ワークライフバランスへの意識が高まった
  • 従業員に経営者視点の意識が高まった
(参照:出典:帝国データバンク「2017年度の雇用動向に関する企業の意識調査」)

このようなデータが多くでていることから、今後も副業・兼業の解禁が一層進んでいくものと考えられます。

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複業の3つメリット

では、複業にはどのようなメリットがあるのか説明したいと思います。

  1. 複数の収入源で収入アップが実現できる
  2. 複業は急な収入減少や失業に備えられる
  3. スキルアップや知見を大きく広げられる

メリットを知ることで、ぜひ複業の重要性を理解して始めるキッカケになれば幸いです。

複数の収入源で収入アップを実現できる

複業のメリットは、副業と同じく複数の収入源を持つことで、収入アップが実現できることです。

収入源が増えることは、毎年の昇給とは違って大幅な収入アップが期待できます

実際に、月に10・20万円の仕事を見つけることも十分可能です。

もちろん複業の目的は、収入だけではありませんが、結果的に収入アップする人が多いので、これは大きなメリットと言えます。

収入だけが目的ではないとは、複業を実践している人の中には、「プロボノ」といって自身のスキルや経験を活かしてボランティアやNPO法人の活動を支援する人もいます。

複業は急な収入減少や失業に備えられる

大企業や有名企業であっても経営破綻や経営難によるリストラは、もはや珍しくありません

何も備えをしていなければ、いきなり無収入になってしまうことも十分あり得ます。

複業は、どちらが本業か区別できないものなので、本業の1つで収入がなくなったとしても、すぐにもう1つの本業に注力することで、急な収入減少に備えることができます。

また、複数のキャリアを同時に実現できるため、キャリア形成においても幅が広がるため不確実な将来のリスクを軽減させることも可能です。

このようなことを踏まえると、これからの時代、1つの企業や仕事だけに集中するのではなく、複業によってリスクを分散しておくこともも重要ではないでしょうか。

スキルアップや知見を大きく広げられる

複業の仕事内容は、特に決まったものがあるわけではありませんが、大きく以下の3つに分類できます。

  • 本業と同じ業界で知見を活かして働く
  • 本業のスキルや経験を活かして働く
  • 本業とは全く別の業界・スキルで働く

どのような形であれ、複業によって新しい出会いや新しい経験に巡り合うチャンスが訪れるので、まず間違いなくスキルアップや知見を広げることができます

他にも、複数の仕事を同時進行でこなすため、マルチタスクやタイムマネジメントなど、仕事を効率よくこなすスキルが自然と身につきます。

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複業の始め方

複業の意味や定義、そして複業のメリットについて説明してきましたが、ここまで読み進めた方は、おそらく複業に興味を持った人が多いのではないでしょうか

そこで、複業に興味を持った人のために、複業の始め方について解説していきたいと思います。

スキル・経験を活かして複業を始める

複業を始めるなら現状のスキルや経験を活かした仕事がもっともハードルが低いのでおすすめです。

実は、複業が当たり前の時代になりつつあるため、これまで求人がなかった職種でも少しずつ求人が増加しています。

例えば、

  • 人事・総務
  • 財務・経理

など、コーポレート領域まで外部に人材を求める動きが徐々に加速しています。

スキルや経験を活かした求人を紹介してくれるサービスをまとめた内容の記事があるのでぜひご覧ください。

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新しいキャリア形成のために複業を始める

現在の職場では人事異動が難しく本来であればチャレンジしたい業務ができない、という人も多いのではないでしょうか?

また、勤めている会社とは全く違うキャリアを形成したい人も多いと思います。

例えば、

  • 趣味で始めた写真撮影から本格的にフォトグラファーの仕事をしたい
  • 文章やライティング力に自信があるのでWebライターの仕事をしたい
  • 資産運用に興味があるのでファイナンシャルプランナーの仕事をしたい

など、ちょっとした特技から始めてプロレベルのスキルを身につけて複業を始めることもできます。

ポイントは、転職する前に複業で稼ぐ方法を考えることです。

これまではキャリアチェンジといえば、転職という方法が一般的でしたが、これからは複業という方法でリスクヘッジしながらキャリアの幅を広げていくことを考えてみてください。

人生を豊かにする仕事や夢の実現のために複業を始める

何かビジネスをすることだけが人生ではありません。

途上国の教育や衛生問題などの社会起業に熱意がある人や田舎に移住して自給自足の生活を行いたい、という人もいると思います。

そんな自分の人生の彩を豊かにするために

  • ボランティア活動を始める
  • 社会起業家の活動をサポートする
  • 都内の農園を借りて農業を体験する

など、これも立派な複業なのです。

複業が会社にバレるとどうなる?

複業の魅力やメリットは分かったけど、勤めている会社で複業を禁止されていて始められない、という人も多いのではないでしょうか?

そこで、バレないように複業する方法を知りたいと思います。

複業の事実を会社にバレないようにするためには、いくつか方法があります。

  • 確定申告時に住民税を「普通徴収」に変更する
  • SNSに注意!複業専用の別名アカウントを準備
  • 同僚や知人にも基本的に複業の事実を伝えない

複業がバレない方法については、以下の記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

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複業(副業)は会社にバレる? リスクとバレない対策【事例つき】

ただ、会社にバレると複業の内容や現業への影響などによっては、過去には「懲戒処分」や「減給処分」などの事例もあります。

複業については、現状は就業規則で禁止されていても、会社に複業の意向を伝えることで状況が変わることもあり得るので、まずは人事・総務などに確認してみてください。

なお、複業が禁止されている場合は、無理に複業をすることは避け、スキルアップや資格取得などから始めることをおすすめします。

複業におすすめの仕事

複業を始めたいけど、

  • おすすめの仕事は?
  • 仕事の獲得方法は?

という質問をよく受けます。

本来であれば、自分の実現したいキャリアやスキルを活かした仕事でチャレンジすることが望ましいのですが、人気の仕事を知ることで、新たな気づきを得られると思うので、ご紹介したいと思います。

複業で人気の仕事・職種

複業で人気の仕事は、以下のとおりIT業界の仕事が多いことが分かります。

なぜ人気なのか、それはIT業界が恒常的な人材不足のため求人案件が非常に多いからです。

複業で人気の仕事・職種
エンジニア(SE)・プログラマ
Webサイト・ホームページ制作
デザイナーやイラストレーター
ライター・編集
動画制作・編集
コンサルタント
マーケティング・プロモーション
Webディレクター
営業代行セールス
広報・PR
人事・採用
講師・インストラクター

まずは、自分が「何を実現していきたいのか」、「強みは何か」という視点で考えるとともに、世の中のトレンドや市場を知ることが大切です。

詳しい内容は、以下の記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

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複業の4つのタイプ

複業といっても、実際には様々な働き方があります。

具体的には、以下の4つのタイプに整理することができます。

個人+個人フリーランスとして活動している人が新たに個人としての仕事を増やすこと
個人+法人フリーランスとして活動している人が新たに会社に雇用されたり会社を設立すること
法人+個人会社員として働いている人が新たにフリーランスとして活動すること
法人+法人会社員として働いている人が新たに別の会社に雇用されたり会社を設立すること

この中からどのタイプを選択するということではなく、現在の状況からもっとも理にかなったタイプを選択していくことになります。

おそらく多くの人が会社員として働いているので、「法人+個人」というタイプの人が多くなると思います。

特に、これからの時代、「個人」としてフリーランスと同等のスキルや行動力を持つことで

複業の注意点

複業はメリットだけでなく、複業を始めるにあたっていくつか注意点があるので、ご紹介したいと思います。

複業と確定申告

複業によって一定の収入が発生した場合、確定申告をしなければいけません

具体的には、次の2つのパターンです。

  • 2ヵ所以上から給与を受け取っている
  • 年間20万円以上の所得(収入-必要経費)

確定申告は、税金を納付するだけでなく還付申告といって戻ってくることもあるので、忘れずに行ってください。

複業を始める前に知っておきたい確定申告についてまとめた記事もあるので、ぜひチェックしてみてください!

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複業の契約関係

複業は、アルバイトのような「雇用契約」よりもフリーランスと同様に「業務委託契約」を締結して仕事を受注するケースが多いです。

業務委託契約について、馴染みがない人も多いと思いますので、ぜひ以下の記事で概要を把握してみてください。

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複業の社会保険

複業を始めるにあたって、もう1つ気になる点は「社会保険」です。

複業によって、健康保険や年金などに何か影響があるのか、何か届出は必要ないのか、など不安に思っている方も多いと思います。

詳しい内容は、以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみください。

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複業のコツ

ここまで、複業の始め方や注意点を解説してきました。

最後に、複業を実践するにあたって、現役のパラレルワーカだからこそ伝えられる「複業のコツ」について解説していきたいと思います。

  • 自分の強みや特技を活かす
  • ラクして稼げる情報に注意
  • 働きすぎで生活の破綻に注意

自分の強みや特技を活かす

複業において、ストレスや苦痛を伴う仕事はおすすめできません

自分の強みや特技、心から好きなことをベースに複業を始めることで、充実した人生を実現することができます。

ですので、収入を目的とした副業の場合、どうしてもストレスや苦痛を伴うことが多く、仕事を継続することが難くなるケースもあるので、ぜひこの点を意識してみてください。

ラクして稼げる情報に注意

副業解禁の流れに乗じて、怪しいサービスや情報商材が増加していると感じています。

基本的に、ラクして稼げる方法について、「他の人に教えるのはなぜ?」と想像みてください。

その背景には高額なバックエンド商材が用意されている、いわゆる「副業詐欺」というケースが非常に多いので注意しましょう。

この世の中にラクして稼げる方法が存在しない、ということまでは断言できませんが、基本的にラクなんてできない、と考えた方が健全です。

働きすぎで生活の破綻に注意

もっとも気をつけて欲しいのが、この「働きすぎで生活が破綻してしまう」ケースです。

好きなことや特技を活かした複業を始めると、いつの間にかのめり込んでしまい、気づけば家庭を疎かにしてしまうことも十分あり得ます。

また、土日も複業に当ててしまい、休息を取ることを忘れてしまい、いつの間にか体調不良を引き起こしていた、なんてことも考えられます。

まずは、週の稼働時間を決めて、家庭や日常生活、仕事への影響、健康管理などを意識しながら始めてみてください。

まとめ

今回は、複業の全体像について、幅広にご紹介してきました。

ぜひ、この機会に複業を始めるキッカケになったら幸いです。

こーへい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた!!!