フリーランスに名刺は必要・不要? 名刺に載せる項目はこれだけでOK!

この記事でわかること
  1. フリーランスにとっての名刺の必要性
  2. フリーランスの名刺に載せる項目
  3. フリーランスの肩書の書き方
  4. フリーランスの名刺のデザインやロゴ
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フリーランスに名刺は、必要でしょうか、それとも不要なのでしょうか?
名刺を作るどうか迷っている人も多いと思います。

フリーランスの多くは、エージェントサービスを利用していると思いますが、職務経歴書やスキルシートを提出するので、名刺交換する機会が少ないのも事実です。

そして、クラウドワークスなどで在宅・リモートワークですべて仕事を受注できるのであれば、不要という考え方もあります。

しかし、結論から言うと、フリーランスにも名刺は必要です!

なぜなら、フリーランスでも名刺交換を行う場はあります。それが、いつなのか?

せっかくのチャンスに名刺がないことで信用されずに、案件を受注できない、なんてことになるのは、もったいないですよね?

そこで、今回は、フリーランスにとって大切なツールである「名刺」について解説します。

フリーランスにとっての名刺とは?

フリーランスといっても、仕事の内容によって人脈形成の重要性が違います。

しかし、多くのフリーランスは、仕事を受注するために営業を行わなければならず、それは、エンジニアであっても同じこと。

そんな営業の現場での名刺交換は、フリーランスであっても必要不可欠なのです!

名刺交換は、初めて会う人と行うわけですが、斬新な名刺であれば会話のキッカケになるなど、アイスブレイクの素材としても活用できます。

ただし、エンジニアの場合、名刺の他にスキルシートやポートフォリオなど、具体的な業務内容につながる資料や提案書の方がより重要です!

フリーランスの名刺に載せる項目を解説

では、フリーランスの名刺には、どんな情報を載せればいいのか解説します。

フリーランスの名刺に名前や屋号は必要?

名刺は、名前や所属を互いに紹介するツールなので、もちろん名前は必要です。
では、フリーランスや個人事業主で屋号や芸名のような別称がある人はどうでしょうか?

結論としては、相手の記憶やイメージに残るものであれば、記載しておいた方が良いです!

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フリーランスの名刺に住所は必要?

多くのフリーランスや個人事業主は、自宅で仕事をしているので、名刺に自宅住所を載せるのか迷いますよね?

受注が決まり、契約書や支払調書などの書類の送付のために、取引先に住所を伝える必要があります。

ただし、名刺に記載がなくても、実際に必要になったときにメールで伝えられるので、記載は必須でありません。

自宅住所を知られたくない人や、特に女性のフリーランスの方は危険を回避するためにも、無理に自宅住所を記載しなくても問題はないのです。

取引上、どうしても住所の記載が必要な人は、「バーチャルオフィス」や「レンタルオフィス」の利用を検討してください。

バーチャルオフィスとは、住所や電話番号をレンタルできるシステムです。実際に郵送物や電話は転送されるので、実務上で困ることはありませんし、住所は都会の一等地にあるような見せることができます。

以下は、バーチャルオフィスサービスです。様々なサービスを比較したいなら「Hub Spaces」がおすすめです!

フリーランスの名刺に電話番号は必要?

電話番号は、急な発注やクライアントからの相談の時にあった方が便利です。

ただ、電話番号も住所と同じで自宅の固定電話は、記載しない方が安全です。必要になったときだけ、取引先にメールで伝える方がよいので、無理に記載しなくても大丈夫です

電話で仕事を受注するような営業・セールスのフリーランスであれば、携帯電話の記載は、必須でしょう。

しかし、プライベートの電話番号は記載すると、管理が大変なので、新しく携帯電話を契約するか、複数枚のSIMを契約して別の電話番号を取得してビジネス用として記載すると良いと思います。

フリーランスの名刺にメールアドレスは必要?

メールアドレスの記載は必須です!

フリーランスの場合は、取引が始まるとSlackやChatworkなどのチャットでのやり取りがメインになりますが、受注までは、メールでやり取りすることが多いです。

では、名刺に記載するのは、G-mailのようなフリーアドレスで良いのか、それとも独自のドメインを取得して記載すべきか迷いますよね。

フリーランスになったばかりの時に、独自ドメインのメールアドレスは不要です。

個人的にはG-mailで複数アカウントを運用している人が多いですし、いまはフリーアドレスであっても企業も気にしなくなっています

フリーランスの名刺にSNSアカウントは必要?

TwitterやFacebookのIDを記載しておくことで、DMでのコミュニケーションが取れるので、スタートアップ企業などではSNSによる仕事の相談や依頼も多いです。

ただ、クライアントにプライベートの活動を知られたくない人は、ビジネス用のアカウントを作成して、名刺に記載する方がよいでしょう。

フリーランスの名刺に自己PRは必要?

フリーランスの営業で、クライアントを話す機会は貴重です。少しでも良い印象を残すことや、自分がいかに役立つ人材であるかをアピールすることは重要です。

ですので、自己PRやこれまでの実績などを載せることで、会話のネタにするのは、問題ありません

フリーランスの名刺の肩書は?

フリーランスの名刺に肩書は必要か?

実際の業務内容やスキルやスキルシートやポートフォリオで説明するので、記載しなくてもよいと思っている人が多いと思います。

しかし、肩書は、あなたがどんな人なのかを一瞬で判断する材料なので、記載した方がよいです

また、後で名刺を見たときに何も記載しても、何の仕事をしているのか分かるので、肩書の記載は必須です!

ただ肩書と言っても何を書けば良いか難しいですよね?一般的には、以下のような職種を記載することが多いと思います。

  • Webエンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • プログラマー
  • ITコンサルタント

ただ、これだと差別化できないですよね?

自分のスキルや個性が相手に伝わる肩書の方が、印象に残りやすいですし、結果的に案件獲得につながることがあります。

たとえば、

  • コンテンツマーケティング専門Webディレクター
  • JavaScript職人

のように、自分の得意分野などをベースに自分らしい肩書を考えてみてください!

フリーランスの名刺デザインやロゴは必要?

名刺には、名前、肩書、連絡先など、最低限の情報だけで記載したらよいのでしょうか?

やはり、フリーランスになるからには、自分らしさや出すために画像やイラスト自分の似顔絵イラスト写真を載せるなどの工夫することで、少しでも差別化することもよいでしょう。

名刺のサイズはどれくらい?

名刺のサイズは、一般的によく使われているサイズを使用するとよいでしょう。

一般的な名刺のサイズは、「91mm×55mm」で、規格4号と呼ばれています。関東と関西で呼び方が異なり、関東は東京4号、関西は大阪9号と呼ばれているので、注意してください。

小さいサイズであれば、特に問題はありませんが、大きなサイズにすると、クライアントの名刺入れなどに入らず、印象を悪くすることもあるので、注意しましょう!

名刺は縦型と横型のどちらがよい?

名刺の方向は、縦と横どちらが良いのでしょうか?

これは、デザインの好みなので、どちらでもよいです。

あくまでも印象ですが、スタートアップやベンチャー企業は、縦型の名刺が多いと思います。大手企業や歴史の長い企業は、横型の名刺が多い傾向にあるようです。

上記を意識して、縦か横か、を選んでみてもよいかもしれません。

フリーランスの名刺作成におすすめサービス

フリーランスの名刺ですが、デザイナーであれば、名刺自体が営業ツールにもなるので、自分で作成するとよいでしょう。

エンジニアでも、デザインができる人は、自分で作成してもよいですが、それなりに大変な作業なので、名刺作成サービスを利用するのも1つの方法です。

おすすめのサービスをご紹介します。

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フリーランスエンジニアの名刺作成まとめ

フリーランスエンジニアの名刺作成について、詳しく解説してきました。

フリーランスにとって、名刺は重要な営業ツールです。名刺だけで仕事が受注できるわけではありませんが、仕事を獲得するために、役立つことは間違いありません。

これから名刺を作る人、雑に名刺を作っていたという人は、ぜひ印象に残る素敵なデザインの名刺を作ってみてください!

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

フリーランスと会社員の現役パラレルワーカー「こーへい」
こーへい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた!!!

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