- 記帳代行のサービス内容
- 記帳代行のメリット
- 記帳代行の費用の目安
- 記帳代行の注意点
フリーランス・複業・パラレルキャリア専門メディア「パラレルワーカーズ」を運営している「こーへい(@kohei_x_jp)」です。
会社員とフリーランスの現役パラレルワーカーの視点で、役立つ情報を分かりやすくご紹介します!
フリーランスとして独立したら、確定申告のために売上や経費の帳簿をつけるなければいけません!
領収書の整理や会計ソフトへの記帳など、慣れない作業なので、面倒と感じている人も多いのではないでしょうか?
そのような人の中には、記帳代行というサービスを活用してアウトソーシングしている人も多くいます。
とはいえ、記帳代行は、
- どれくらいの費用がかかるの?
- 記帳代行を依頼するメリットは?
- 記帳代行には注意点はないの?
と、気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「フリーランスは記帳代行を依頼すべきか、費用やメリット、依頼するときの注意点」について詳しく説明します。
記帳代行とは?
記帳は、フリーランスの確定申告に必要な帳簿を作成する作業ですので、ともて大切な業務です。
また、確定申告後に税務調査が入ったときに、正確に記帳しておくことで、申告ミスによる追徴課税を防ぐこともできます。
では、記帳を代行する業務ですが、実際にどの範囲を行ってくれるのでしょうか?
記帳代行の業務内容
記帳代行の業務は、一般的には、以下の3つの業務を行ってくれます。
- 通帳・請求書・領収書・レシートなどの証票を整理
- 証票書類をもとに会計ソフトにデータ入力作業
- 青色申告決算書や内訳書などの帳簿生類の作成
フリーランスは、証票書類のPDFやコピーなどを記帳代行会社に送付することで、あとは帳簿書類の作成を待つだけ、となります。
経理業務の代行とは?
記帳代行よりもさらに幅広い業務に対応してくれるサービスがあります。それが経理業務の代行サービスです。
経理業務の代行サービスは、
- 請求書等の発行業務
- 仕入金の振込・支払業務
- 従業員の給与計算・給与振込
など、売上・経費に関連する業務をすべてアウトソーシングできるサービスです。
フリーランスで使用している人は少ないと思いますが、法人化を行い一人法人のため本業に集中したい、というフリーランスには、おすすめのサービスです!
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税理士に依頼する
記帳代行を税理事務所に依頼する人もいます。
税理事務所に依頼することで、追加料金はかかりますが、確定申告のサポートや節税対策などアドバイスを受けることもできます。
記帳代行のメリットは?
記帳代行のメリットは、次の4つです。
- アウトソーシングできるので本業に集中できる
- 作業が正確で税務調査の対策ができる
- 税理士がいる記帳代行なら確定申告も可能
- 簡単に代行業者を変更できる
それでは、詳しく説明します。
アウトソーシングできるので本業に集中できる
記帳業務は、慣れないと仕訳の勘定科目が分からず、調べていると、結構な時間がかかります。
記帳代行サービスは、帳簿や仕訳のプロ集団ですので、依頼することで、フリーランスが集中すべき本業に注力できます!
作業が正確で税務調査の対策ができる
記帳代行サービスは、記帳・仕訳について経験豊富な人材が記帳を行うので、作業が正確です。
経費計上の可否や適切な勘定科目で帳簿が作成されるので、税務調査の対策としても有効です。
経費について、詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
この記事でわかること 経費になる・ならないの基準 経費に計上できる費用と勘定科目 家事按分フリーランス・複業・パラレルキャリア専門メディア「パラレルワーカーズ」を運営している「こーへい(@k[…]
税理士がいる記帳代行なら確定申告も可能
記帳代行サービスの中には、税理士が所属している会社もあります。
そのようなサービスの中には、記帳代行だけでなく、確定申告までサポートしてくれる会社もあります。
簡単に代行業者を変更できる
記帳代行サービスは、基本的に1ヶ月単位の契約です。
そのため、自分でできると思えばすぐに解約もできますし、割安な会社に変更することもできます。
記帳代行の費用の目安は?
気になる記帳代行サービスの料金や費用の目安ですが、サービス形態や料金の仕組みが少し違うので、以下を参考にしてみてください。
サービス形態 | 特徴 | 料金目安 |
---|---|---|
記帳代行専門 |
| 30仕訳:月1,000円~ 100仕訳:月8,000円~ |
税理士・会計事務所 |
| 30仕訳:月1,000円~ 50仕訳:月4,000円~ 100仕訳:月15,000円 |
オンラインアシスト |
| 月30時間10万円 時給:1,500円~ |
基本的に、記帳業務は、会計ソフトへの入力作業なので、時給や仕訳数などで課金されます。
もし、記帳代行サービスを検討するなら、はじめは料金が比較的安い「記帳代行専門」のサービスで良いと思います。
事業の収益が大きくなり、節税や法人化を検討する際に、税理士事務所に、まずは記帳代行から依頼して、自分に合う税理士事務所を探すといいと思います。
税理士は、節税や法人化だけでなく、税務調査の対策も請け負ってくれる心強いパートナーなので、よいパートナーを見つけてください!
記帳代行の注意点は?
記帳代行の利用にあたって、いくつか注意しておきたいポイントをまとめました。
- 違法業者に注意
- 価格設定に注意
それでは、詳しく説明していきます。
違法業者に注意
税理士資格者が在籍していない、または提携事務所がないにも関わらず、確定申告のサポートができる、と広告している違法業者もいます。
確定申告までサポートを検討しているフリーランスは、事前に税理士の存在を確認しておきましょう。
価格設定に注意
記帳代行サービスのホームページを見ると「月額4,980円~」などのキャッチコピーが掲載されていることがあります。
ただ、このような記載には注意が必要です!
後からオプション料金が追加されることもあるので、料金設定やサービス内容について、しっかり確認してください。
まとめ
今回は、フリーランスは記帳代行を依頼すべきか、費用やメリット、依頼するときの注意点について解説しました。
いかがでしたか?
売上や経費の仕訳数にもよりますが、月額5,000円~10,000円程度で、記帳業務を代行できるので、フリーランス事業が忙しい人は、まずは試しにお願いしてみてはどうでしょうか。
もちろん自分で仕訳や帳簿をつけることで、事業活動や税金について感度が高くなるので、余裕があれば、ぜひチャンレジしてみてください!
ちなみに、クラウド会計ソフトなら自動仕訳機能もあるので、便利です!
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今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた!!!