エンジニアの平均年収は?年収1,000万円以上を稼ぐ方法を解説

世界中にはさまざまな職業がありますが、中でも高額年収がもらえる職種として注目されているのがエンジニア。

しかし、エンジニアになれば、年収1000万円も簡単というわけではありません。

ただ、エンジニアの中には、年収1000万円をこえる人が多い傾向にあるのも事実です。

では、いったい年収1000万円をこえる人とそうでない人の差はどこにあるのでしょうか。

今回は、エンジニアの年収を元に年収1000万円以上稼ぐためにはどうすればよいのかについて解説していきます。

年収1000万円を実現させたい人は、いますぐにでも始められる方法なので要チェックです!

当記事の内容はこちら
  • エンジニアの平均年収について
  • 年収1000万円を稼ぐ方法
  • いますぐに始められるスキルアップの方法

エンジニアの平均年収

賃金構造基本統計調査のデータによると、エンジニアの平均年収は550.8万円とされています。

平成25年~平成29年の5年間をさかのぼった平均年収の内訳は以下をご覧ください。

システムエンジニアと全職種の年収比較

年度システムエンジニア全職種
平成25年597.9万円435万円
平成26年541.9万円445.8万円
平成27年592.3万円450.5万円
平成28年547.1万円454.4万円
平成29年550.8万円454.5万円

引用:賃金構造基本統計調査,CREATIVE VILLAGE

上記では、エンジニアと他の職種と比較して平均年収を算出していますが、エンジニアの方が平均年収は高い傾向にあります。

他の職種でも、年を追うごとに平均年収はアップしていますが、平成29年だけを見てもエンジニアとの差は100万円以上です。

エンジニアの平均年収では、平成25年よりも年収は下がっているものの平均550.8万円は高い水準だといえます。

エンジニアの性別・年齢別の平均年収

エンジニアとして働いている人の平均年収を男性・女性、年齢別に算出し、どの程度の違いがあるのかを比較していきましょう。

まず、男性の年齢別平均は以下の通りです。

男性の平均年収(エンジニア)

年齢平均年収
20~24歳441.7万円~
25~29歳453.8万円~
30~34歳420.3万円~520.3万円
35~39歳434.5万円~538.5万円
40~44歳484.0万円~605.0万円
45~49歳555.6万円~677.6万円
50~54歳616.0万円~726.0万円
55~59歳610.0万円~720.0万円
60~65歳390.1万円~720.0万円

引用:平均年収.jp

続いて、女性の平均年収は以下の通り。

女性の平均年収(エンジニア)

年齢平均年収
20~24歳283.5万円~313.5万円
25~29歳340.5万円~342.4万円
30~34歳329.0万円~392.6万円
35~39歳385.5万円~406.3万円
40~44歳429.0万円~456.5万円
45~49歳494.0万円~511.3万円
50~54歳550.0万円~547.8万円
55~59歳544.5万円~543.2万円
60~65歳345.5万円~543.2万円

引用:平均年収.jp

上記のように、男性と女性でエンジニアの平均年収を比べてみると、男性の方が少し平均年収は高い傾向にあります。

しかし、あくまでも平均値なので、男性だから年収が高いというわけではありません。

そのため、男性の方が平均年収は高いですが、参考程度に覚えておくと良いでしょう。

次に、年齢別の平均年収を紹介していきます。

年齢平均年収
20~24歳313.5万円
25~29歳390.5万円
30~34歳429.0万円
35~39歳489.5万円
40~44歳550.0万円
45~49歳616.0万円
50~54歳660.0万円
55~59歳654.5万円
60~65歳445.5万円

引用:平均年収.jp

エンジニアとして働く場合、男女問わず年齢が上がるにつれて平均年収がアップしているのがわかります。

しかし、55歳を超えると年収のピークを過ぎているのも特徴です。

もっとも年収が上がる年齢は55~59歳の660万円、最低は20~24歳313.5万円。

やはり、経験や実績の少ない20代前半は年収も少ない可能性が高くなっています。

そのため、エンジニアとして働くと300~660万円の年収が一般的といえるでしょう。

エンジニアのスキル別平均年収

経済産業省では、IT関連の平均年収データを算出しており、スキルと職種で大きく年収が違うことを理解できます。

今回は、平均年収が比較的高い3つの職種とエンジニア・プログラマをピックアップしたので参考にしてください。

平均年収上位の職種

職種平均年収スキルレベル
コンサルタント928.5万円4.1
プロジェクトマネージャー891.5万円4.2
IT技術スペシャリスト758.2万円3.9
エンジニア/プログラマ592.2万円3.2

引用:経済産業省

エンジニアやプログラマの平均年収は592.2万円ですが、年収1000万円により近い職種はコンサルタントやプロジェクトマネージャーという結果となっています。

単純に業務をこなすエンジニアよりも、専門技術や新しいことを生み出す能力に長けた職種が年収1000万円に近づきやすいようです。

上記のスキルレベルは、経済産業省のスキル標準レベルを指しており、スキルレベルに応じて同じ職種でも年収が変わることを意味しています。

経済産業省では、スキルレベルを7段階に分けており、レベルが高いと国内や国際的に活躍できるレベルと判断される仕組みです。

ちなみに、スキルレベル4はチームリーダーレベル、3は中堅人材レベルの平均年収となります。

コンサルタントとエンジニアを比較してみるとスキルレベルはあまり変わりませんが、年収に大きな差が生まれていますよね。

つまり、エンジニアやプログラマでスキルレベルを高めて年収1000万円を目指すよりも、高額年収に期待できる職種でスキルレベルを高めた方が年収1000万円に到達しやすいというわけです。

しかし、コンサルタントやプロジェクトマネージャーは、会社や人材を動かす専門スキルを必要とするため、誰しもが簡単になれる職種ではないことを理解しておきましょう。

年収1000万円以上を稼ぐ方法

エンジニアとして、年収1000万円を超えるために必要な方法を3つ紹介していきます。

1.スキルやキャリアを上げる

先ほども紹介したように、自分の持っているスキルに応じて年収は大きく変わってきます。

そのため、スキルやキャリアを高めることで年収1000万円も可能となるのです。

主に、エンジニアとして必要なスキルは、技術面だけでなくコミュニケーションスキルやマネジメントスキルも重要。

各プロジェクトでは、エンジニアを初めとする多くの人が関わってきます。

作業は自宅や会社で行う場合とさまざまですが、最低限のコミュニケーション能力は求められてくるでしょう。

また、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルを高めることで、関わっている人材からの信頼度も上がり、昇格されやすくもなります。

昇格されれば、年収アップにも期待できるため、上記2つのスキルを高めることは年収アップには必須要素なのです。

加えて、マネジメントスキルを高めれば、高額年収に期待できる職種にキャリアアップすることも可能なので、エンジニアとしての技術以上に伸ばすべきスキルだといえます。

他者からの信頼度を上げる方法では、スキルだけでなく経験も大きく関わってくるでしょう。

例えば、大企業のプロジェクトに参加した経験があれば、契約金額や信頼度も高まります。

そのため、スキルを高めると同時に大型案件にもチャレンジした方が、後々の年収アップに期待できるでしょう。

また、プロジェクトの位置づけでも収入は大きく変わってきます。チームの一員よりも、チームリーダーの方が年収は高くなるのは当然ですよね。

そのため、経営者の立場になって戦略的にプロジェクトに参加できる人材となるための知識や人脈を身に付けることも大切です。

このように、一口にスキルアップといっても年収につながる種類はさまざまです。

簡単に習得できるスキルではありませんが、年収1000万円以上を目指すのであれば上記のスキルを磨くことをおすすめします

2.高収入が目指せる職種につく

経済産業省のデータでもあったように、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントは、IT業界でもトップクラスの年収を誇ります。

つまり、エンジニアからさらにレベルの高い職種につくことが年収1000万円以上に近道なのです。

プロジェクトマネージャーやITコンサルタントは、エンジニアの幅広い知識や市場のニーズなどあらゆる面に精通する必要があります。

しかし、高い知識やスキルを持った人は多くないため、一度なってしまえば年収1000万円は現実性の高いものとなるでしょう。

そのため、現在エンジニアとして活動している人は、将来的にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指すのもひとつの方法だといえます。

3.働く場所を選ぶ

エンジニアとして働く場合、企業で働くかフリーランスとして独立するかなどさまざまな方法があります。

フリーランスでは、自分の実力次第で年収も大きく変えることができる反面、廃業する可能性も出てくるでしょう。

一方、企業でエンジニアとして働いている人で年収を上げるのであれば必要に応じて転職も検討しなければなりません。

厚生労働省の企業別平均年収では、同じエンジニアでも年収が大きく違うことがわかるので以下を参考にしましょう。

企業規模平均年収
大手企業638.0万円
中企業528.0万円
小企業478.5万円

引用:平均年収.jp

大手企業と中小企業では、同じエンジニアでも平均年収が100万円以上も違うことがわかります。

つまり、年収アップを目指すのであれば、大手企業に転職することも必要というわけです。

もちろん、大手企業に入れるほどのスキルがあればフリーランスとしても契約を取っていくことは可能。

いずれにしても、大手企業のプロジェクトに参加できないと年収1000万円は難しくなってくるので、スキルに応じて転職や起業を検討することも頭に入れておきましょう。

年収1000万円に向けて今すぐ始められること

将来的に年収1000万円を実現させるためには、できることを着実に行っていくしかありません。

しかし、いったい何から始めれば良いのか困ってしまう人も多いでしょう。

そこで、年収1000万円を実現するために今すぐ始められることを紹介していきます。

仕事を受注する

会社に勤めている人ならば副業、フリーランスならば本業や副業として仕事を実際に受注することがスキルアップの近道です。

2019年現在では、インターネット上のクラウドサービスを利用することで簡単に仕事を請け負えるシステムが開発されています。

実際に、自分で仕事を請け負うことで実践スキルも高めることができますし、報酬単価の交渉スキルも身に付けることが可能です。

副業として仕事受注のノウハウを習得すれば、フリーランスになった場合でもスムーズに仕事を取ることもできるでしょう。

企業の中には、副業を禁止しているケースもありますが、働き方改革によって副業の規制が緩んでいることも事実です。

どうしても副業が禁止の場合は、転職を考えるきっかけにもなるので、コミュニケーションスキルや交渉スキルを身に付けたい人は、すぐにでも始められます。

エンジニアの案件が受注可能なクラウドソーシングサービスはたくさんありますが、知名度の高いクラウドワークスやランサーズを中心に探してみましょう。

高単価な言語を身につける

エンジニアには多くの言語が存在し、習得している言語によって単価も全く違ってきます。

どうせ言語を覚えるのであれば、最初から高単価に期待できる言語を習得した方が年収アップにつながりますよね。

主に、2017年時点で需要の高い言語といわれているのが「Scala」や「Python」で、中でもPythonはAIの開発でも使われるため世界中から需要の高い言語だといえます。

同じ言語を覚えていく必要のあるエンジニアならば、上記のような大手企業が欲しがっている人材を目指すのが一番です。

複業をする

上記でも少し触れましたが、複業でスキルアップを行うのもおすすめです。

クラウドソーシングサービスを使った副業も良いのですが、複業だと企業でプロジェクトに参加することも可能な点にメリットがあります。

複業は本業を2つ以上持つことを意味しているため、複数の会社でより多くのプロジェクトに参加することが可能です。

本業だけをする人に比べてエンジニアとしてのスキルアップのスピードも高まりますし、コミュニケーション能力の向上にも役立ちます。

さらに、常駐型の案件だと直接レベルの高い人と一緒に仕事ができるため、見て学ぶことができるのです。

見て学べる環境は、本などで知識を得るよりも実践的で身に付きやすい特徴があります。

ただし、仕事量も2倍3倍と増えてしまうので、自己管理も極めて重要です。そのため、自分のスキルや生活環境に合わせて複業を行ってみるのも良いでしょう。

まとめ

エンジニアの平均年収は550.8万円とされているため、ただ作業をこなしているだけでは年収1000万円には届きません。

今回の平均年収は、あくまでもデータなので一概にはいえませんが、年収1000万円を目指すであればそれなりのビジョンは必要です。

年収1000万円以上の職種につくか、高い技術を習得するかは人それぞれですが、企業側から欲しいといわれるほどのスキルを身に付けることが近道だといえます。

エンジニアのスキルアップは副業や複業でいますぐにでも行えるので、年収1000万円をめざして積極的にレベルアップを始めてみてはいかがでしょうか。

こーへい
今の現状を変えて年収1,000万円になるためには、少しずつ行動してみましょう
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