中高年にこそおすすめ!パラレルワークが中高年の老後を破綻から救う!

定年が引き上げられ、年金受給額の低下が予想され……

中高年にとって、老後の生活資金を確保することは、非常に重要かつ現実的な問題となっています。

そんな現状を打破してくれるのが、パラレルワーク(複業)や副業の存在です。

パラレルワーク(複業)が中高年に適している理由や、これから始めやすい仕事内容などを、詳しく紹介していきましょう。

パラレルワーク(複業)とは?

パラレルワークとは、ひとつの収入先に依存しない働き方のことです。

漢字だと「複業」となります。「副業」との違いは、こちらがあくまでサイドビジネスというニュアンスを持っていることですね。

パラレルワーク(複業)は、いわゆる「本業」を固定せず、複数の仕事を並行しておこなうことを指しています。

まずは本業のかたわらに「副業」として働き、ゆくゆくはパラレルワーク(複業)として導入していく人も多いです。

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(出典:Lancers https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/)

このように、パラレルワーク(複業)や副業に取り組む人口は、年々増加しています。

そしてこのパラレルワーク(複業)は、これからの中高年に強くおすすめできる働き方なのです。

中高年がパラレルワーク(複業)をすべき理由

それでは、中高年にパラレルワーク(複業)が向いている理由を、項目ごとに整理して紹介していきましょう。

老後の資金確保ができる

現役世代の中高年にとって、老後の資金確保は非常に重要に問題でしょう。

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(出典:日本FP協会https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2016/files/newsrelease20161128.pdf)

不景気の影響もあり、貯蓄できる金額も十分ではないでしょう。

老後準備のために節約をしても限界があるのです。

加えて、年金制度への不安もあります。現在支払っている年金が、今後どれだけ手元に残るのか。安定した老後のために、年金をあてにするのはややリスキーです。

この不景気ですから、子どもの収入に頼りきることもできないでしょう。

その点、無理のない範囲で収入が増やせるパラレルワーク(複業)や副業は、老後の資金確保にうってつけというわけです。

無理なく働きやすい

前述したように、パラレルワーク(複業)は無理なく働きやすいという魅力があります。

仕事内容や仕事量を、自分自身で調整しやすいのです。

正社員として企業に所属して働いていると、どうしても週5日(あるいはそれ以上)の勤務で、仕事量も自分勝手に調整するのは難しいですよね。

しかし、ある程度までは業務の範囲内。どんなにがんばって働いても、思うように収入が伸びないという悩みもあるでしょう。

その点、パラレルワーク(複業)は自分の裁量で仕事量や勤務時間を調整できるのです。

体調やプライベートとの両立もはかりやすいですし、やる気次第で格段に収入を増やせるという魅力もあります。

働く日時や時間帯も調整しやすいので、スキマ時間の有効活用や、長期休みの安定した確保にも向いています。

まずは副業としてスタートさせれば、本業との両立もしやすいでしょう。

会社員をしながら副業に取り組み、事業として安定してきたらパラレルワーク(複業)に切り替えることも可能です。

職歴や特技を活かして働ける

パラレルワーク(複業)の仕事内容は多岐にわたっています。

これまでの職歴やスキルを活かして働くこともできますし、プライベートで培った特技や知識を商品にすることも可能です。

例1

営業職。A社(週2日)、B社(週2日)、C社(週1日)で営業として働く。

例2

A社でエンジニア(正社員)として働いていたが、終業後や休日にプログラマーとして副業をおこなう(業務委託)。

副業が軌道に乗ってきたので、A社の正社員から外注へ。

エンジニアとしてA社(常駐週2日)、B社(常駐週1日)、C社(自宅で業務委託)で働く。

例3

A社の総合職として働く(正社員・週5日)。書道が趣味なので、休日(週1日3時間)はカルチャースクールで講師として働く。

セカンドライフにメリハリがつく

中高年のうちからパラレルワーク(複業)を始めておくと、老後も無理なく仕事が続けやすくなります。

セカンドライフにメリハリがつき、日常が充実しやすくなると言えるでしょう。

若いころのように、残業や休日出勤をバリバリこなす……というわけにはいかなくても、適度に仕事することは、心身ともに健康をもたらしてくれます。人間関係の充実にも繋がるため、日々がいきいきと彩られるのです。

もちろん、定期的な収入確保にもなるため、安心材料を増やす意味でも効果的です。

中高年におすすめのパラレルワーク(複業)は?

それでは、実際に中高年が取り組むのにおすすめのパラレルワーク(複業)や副業を紹介していきましょう。

職歴を活かすなら

スポットコンサル

企業(クライアント)のビジネス課題とマッチングすれば、最短1時間程度から取り組めるパラレルワーク(複業)・副業です。

対面やプロジェクト参画はもちろん、電話でも取り組めます。

老舗の大企業から中小企業、ベンチャー企業まで様々なクライアントがあります。

講師

学校教員が、老後は講師として働くというキャリアコースは珍しくありません。

しかし、教員以外にも講師というパラレルワーク(複業)・副業は存します。

行政機関や民間企業において、講義や新人研修をおこなうといった働き方ができるのです。

ヘッドハンティング

転職希望者のキャリア相談に乗ることで、報酬が得られるパラレルワーク(複業)・副業もあります。

ソーシャルサービスであれば、求人情報に見合った知り合いを紹介することで収入が得られます。

就労中の人脈を活かして働きたい中高年に向いています。

エンジニア・プログラマー

IT業界は、パラレルワーク(複業)を積極的に受け入れている企業がたくさんあります。特に、エンジニアやプログラマーはフリーランスで働くケースも多く、パラレルワーク(複業)や副業のキャリアモデルが豊富です。

これまでのスキルや実績を活かして、クライアントも獲得しやすいですしょう。人材エージェントやマッチングサービスも多いので、仕事が見つかりやすいと言えます。

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ライター

ウェブライターは未経験から始めやすいパラレルワーク(複業)・副業のひとつです。

インターネット環境とタイピングスキルがあれば、誰でも少しずつスキルアップが目指せます。

その上、これまで働いていた業界や職種ごとの知識を活かせば、より高単価の案件を受注しやすいのです。

経済や法律、医療関係など、一見ライターとはまったく関係ないような職種についていても、現場の体験や知識を活かしてパラレルワーク(複業)に取り組めるでしょう。

家事代行

「結婚や出産を機に退職してしまった」「専業主婦で社会経験がない」といった中高年におすすめのパラレルワーク(複業)・副業です。

家事代行企業に登録し、掃除や洗濯、炊事など、クライアント(各家庭)ごとの依頼に応えます。

「毎週○曜日にきてほしい」という案件から、「大掃除のタイミングだけ」という単発のものまで幅広いため、老後も続けやすいパラレルワーク(複業)・副業でもあります。

資産運用をおこなうなら

不動産投資

マンションやアパート、駐車場等を購入し、賃料を収入にする方法です。

利用者を確保できれば、月々一定額の安定した収入を得られるパラレルワーク(複業)・副業です。

FX

通過売買によって利益を得る投資方法です。

投資初心者でも、少額からスタートできるため、中古年が気軽にスタートさせやすいパラレルワーク(複業)・副業でもあります。

24時間取り組めますし、レバレッジで大きな利益獲得を目指すことも可能です。

株式投資

株式投資も、中高年からスタートさせる人が多い投資方法です。

売買の利益はもちろんのこと、株主としての優待や配当金が受け取れます。

大幅な利益獲得を目指さなくても、コンスタントにメリットが受け取れるパラレルワーク(複業)・副業なのです。

趣味を活かすなら

ハンドメイド販売

アクセサリーやイラスト、盆栽に至るまで、様々なハンドメイドアイテムの販売が可能です。

自分の好きなものを作り、それを利益にすることができるので、楽しみながら取り組めるパラレルワーク(複業)・副業だと言えるでしょう。

販売方法は、大きくわけて2つ。

「イベントで販売する」か「ネットで販売する」かのどちらかです。

ハンドメイドブームもあり、様々なイベントやサイトがあります。出店費用や材料費、送料や客層などを考えて、より利益が出やすいものを探すべきでしょう。

写真販売

専用サイトで写真データを販売する仕事もあります。

カメラ趣味の人が撮影した本格的なものほど高値がつきやすいですが、スマホカメラが高画質化していることもあり、ニーズに合った写真であれば初心者でも稼ぎやすいパラレルワーク(複業)・副業です。

サービスによっては、「このような写真を撮ってください」というリクエストがあり、見合った写真データを投稿して報酬が得られるものもあります。

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ブログアフィリエイト

何気ない日記から趣味の記録まで、好きなことを書いたブログの広告収入で稼ぐこともできます。

日常生活を独特の切り口で描写したり、特化したテーマについて綴ったり、アプローチ方法は多岐にわたるでしょう。

ブログは無料で始められるサービスがたくさんありますし、広告資金も0円からごく少額で構いません。

パソコンはもちろん、スマホからも気軽に取り組めるパラレルワーク(複業)・副業のひとつです。

ペットシッター

ペットシッター

ペットを預かり、飼い主のかわりに面倒をみるパラレルワーク(複業)・副業です。

これまでペットを飼った経験があったり、動物好きであったりすると、楽しみながら取り組めるでしょう。

ペットシッターの場合、散歩代行の依頼が多いので、運動で健康になれるというメリットもあります。

ドライバー

自動車や自転車の運転が好きな人は、ドライバーとしてパラレルワーク(複業)・副業に取り組むこともできます。

「運転代行」や「デリバリー代行」「レンタカー回収」など、好きなタイミングで取り組める仕事がたくさんあります。シフト制ではないので、本業がある人がスキマ時間に取り組むのにもぴったりです。

未経験からスタートするなら

アンケートモニター

ちょっとしたスキマ時間にアンケートに答えて報酬を稼いでいくパラレルワーク(複業)・副業です。

報酬は小規模ながら、スキマ時間を効率よく使えますし、コツコツ何かに取り組むのが得意な人におすすめです。

スマホやパソコンなど、インターネット環境があれば誰でも取り組めます。

覆面調査員

レストランやカフェ、ガソリンスタンドやエキスサロンなど、店舗サービスの覆面調査員の仕事もあります。

仲介会社に登録し、通常の客と同じように実際のサービスを利用し、所定のレポートを提出します。

サービスの利用代も含めた報酬になっているため、楽しみながら取り組めるパラレルワーク(複業)・副業です。

ネットオークション(せどり)

品物を仕入れて、仕入れ値よりも高く販売することを「せどり」と言います。

ネットオークションを利用すれば、自分でホームページを作ることなく、手軽にせどりをおこなうことができます。

行列ができるブランドショップに並んだり、限定アイテムをゲットしたり、老後に自由になる時間を有効活用できるパラレルワーク(複業)・副業でもあります。

まとめ

今回の記事では、中高年がパラレルワーク(複業)に取り組むべき理由を詳しく紹介しました。

不景気かつ年金にも不安がある現代において、新たな収入源の確保は大きな強みになります。

老後の安定した生活はもちろん、セカンドライフ全体の充実度もアップするでしょう。

気軽にスタートできるパラレルワーク(複業)や副業から、老後のライフクオリティを上げていけるのが理想なのです。

また、今回は中高年におすすめのパラレルワーク(複業)・副業も紹介しました。

これまでのキャリアを活かした仕事から、趣味や資産を活かした仕事、未経験からでもスタートできる仕事まで、中高年におすすめのパラレルワーク(複業)はたくさんあります。

まずは副業として取り組んでみて、軌道に乗ったらパラレルワーク(複業)に切り替えることも可能です。

無理なく老後も続けられる仕事を選べば、長期的な安心や生きがいの確保にも繋がるでしょう。

あなたも是非、自分自身にぴったりのパラレルワーク(複業)を見つけて、老後を魅力的に変えていってください。

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