フリーランス(個人事業主)は源泉徴収に注意!【損しないために知っておきたい源泉徴収の基礎知識】

この記事でわかること
  1. 源泉徴収の基礎知識
  2. フリーランスも源泉徴収される
  3. 確定申告で還付金を受け取れる
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源泉徴収は、「サラリーマンの給料から天引きされている税金」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

実は、「源泉徴収」は、フリーランスや個人事業主にも関係しているのです!

そこで今回は、フリーランスが知っておきたい「源泉徴収」の基礎知識について説明します!

フリーランスは、源泉徴収について、知らないことで確定申告で損をする可能性もあるので、ぜひ最後までご覧ください。

源泉徴収の基礎知識

まずは、源泉徴収について理解しておきましょう!

源泉徴収の制度概要

源泉徴収とは、事業者が給与や報酬からあらかじめ所得税を差し引くことをいいます。

会社員の給与については、必ず「源泉徴収」を行わなければいけません。そのため、会社員は、原則、確定申告が不要、ということです!

逆に考えると、源泉徴収とは、「確実に所得税を徴収できる」ため、国・政府にとっては、税収を確保する大切な手段となります。

源泉徴収の対象となる収入

源泉徴収は、会社員の給与だけでなく、他にも対象となる収入があります。

  • 講演料・原稿料・デザイン料
  • 弁護士・税理士への報酬
  • プロ野球選手などのスポーツ選手の年俸
  • 芸能人への報酬
  • 広告宣伝のための賞金

つまり、上記の収入や報酬は、支払者があらかじめ源泉徴収税額を引いた額が支払われる、ということです。

源泉徴収税額の計算方法

源泉徴収税額の計算は、報酬額によって少し異なります。以下が計算式です。

報酬額源泉徴収税額の計算式
100万円以下報酬額×10.21%
100万円超(報酬額-100万円)×20.42%+102,100円

実際に源泉徴収税額を計算してみましょう!

計算例:報酬60万円

月額報酬が100万円以下の場合は、以下のとおりです。

源泉徴収税額
60万円×10.21%=61,260円

 計算例:報酬120万円

月額報酬が100万円超の場合は、以下のとおりです。

源泉徴収税額
(120万円-100万円)×20.42%+10万2,100円=142,940円

源泉徴収と消費税で請求金額はどうなる?

源泉徴収税額は、消費税の税込・税抜金額、どちらの金額が計算の対象になるのか気になりますよね?

消費税については、内税か外税によって、掲載対象が異なります。

具体的には、以下のとおりです。

  • 内税表記:税込金額×源泉徴収税率
  • 外税表記:税抜金額×源泉徴収税率

ちなみに、フリーランスは、消費税を請求できますが、いくつか注意点があるので、気になる人は、以下の記事をご覧ください。

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フリーランス(個人事業主)は消費税を請求できる?

フリーランスも源泉徴収される?

フリーランスの報酬は、

  • 仕事内容が法律に定められたものは、必ず源泉徴収される
  • 法律に定められていない場合でも、会社によっては源泉徴収される

ということで、企業の対応によって、源泉徴収の有無は異なるので、クライアントに確認しておきましょう。

源泉徴収が必須の仕事8種

源泉徴収が必須の仕事の報酬は、以下のとおり所得税法で定めれています。

  1. 原稿料、講演料、デザイン料など
  2. 弁護士、公認会計士、司法書士等へ払う報酬
  3. 社会保険診療報酬支払基金が支払う診療報酬
  4. プロ野球選手、プロサッカー選手、モデル等に支払う報酬
  5. 芸能人や芸能プロダクションを営む個人に支払われる報酬
  6. 宴会等で接待を行うコンパニオンへ支払われる報酬
  7. 契約金など役務の提供を約することにより一時に支払う契約金
  8. 広告宣伝のための賞金や馬主に支払う競馬の賞金

(出典:国税庁

フリーランスのWebデザイナーやライターの報酬は、源泉徴収の対象になるので、クライアントに源泉徴収税額を計算した請求書が必要かどうか、確認してください!

源泉徴収されている場合・されていない場合

一般的に、企業がフリーランスに報酬を支払う場合、源泉徴収されていることが多いです。

源泉徴収されている場合とされていない場合で、注意点があるので、以下の表をチェックしてください。

源泉徴収されている場合
  • 源泉徴収された金額が本来納税すべき税金より多い場合、確定申告で所得税の還付を受けられます。
  • 源泉徴収されている金額を把握するため支払明細や支払調書を確認しましょう。
源泉徴収されていない場合
  • 所得税の確定申告で正しく納税しましょう。

フリーランスの場合、クライアント企業から年末に「支払調書」が送られることがあります。

支払調書は、年度で支払った報酬金額や源泉徴収税額が記載されているので、捨てずに保管しておきましょう。

なお、支払調書は必ず送られるものではないので、しっかり記録・管理しておきましょう。

こーへい
僕の場合は、会社によって源泉徴収されていることもあれば、されていないこともありました。

フリーランスが確定申告で還付金を受け取れる?

源泉徴収は、所得税の前払です。なので、確定申告では、源泉徴収を証明する書類と共に提出する必要があります。

確定申告で差額が還付される

フリーランスは、様々な費用を経費として計上できるため、源泉徴収によって実際に支払う税金よりも払いすぎていることが多いと思います。

その場合、差額が確定申告をすることで還付金を受け取れます!

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フリーランスの確定申告を解説!

源泉徴収票をなくしてしまったら

源泉徴収票をなくしてしまっても、基本的に発行した企業や個人に再発行を依頼することで、入手可能です。

再発行してくれない場合は、「源泉徴収票不交付の届出書」といって、再発行してくれないことを税務署に届出することで、税務署から発行者へ指導が入ります。

まとめ

今回は、フリーランスが知っておきたい「源泉徴収」の基礎知識について解説しました。

いかがでしたか?

源泉徴収されている報酬をチェックすること、源泉徴収票や支払調書を管理することなど、気をつけなければいけない点があります。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

フリーランスと会社員の現役パラレルワーカー「こーへい」
こーへい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた!!!