フリーランス(個人事業主)に印鑑・ハンコは必要?【フリーランスが作るべき印鑑・ハンコを解説!】

この記事でわかること
  1. フリーランスに印鑑は必要?不要?
  2. 印鑑・ハンコの種類
  3. フリーランスにおすすめの電子印鑑(デジタル印鑑)
  4. フリーランスにおすすめの電子契約書サービス
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フリーランスとして独立したら「契約書」や「領収書」など、仕事上で印鑑を使用する機会が多くなります。

一方で、こんな疑問を持ったことはありませんか?

  • プライベートの印鑑を使用しても大丈夫?
  • 契約書や領収書などの書類の印鑑は実印?

そこで今回は、「フリーランスが知っておきたい印鑑の基礎知識」について解説したいと思います!

また、新型コロナウィルスの影響もあって、注目されている「電子印鑑」や「電子契約」についても合わせてご紹介します!

フリーランスに印鑑・ハンコは必要?

フリーランスや個人事業主は、事業や契約に関係する書類に捺印する機会が多くなります。

会社であれば、「実印」・「銀行印」・「角印」の3つの印鑑をつくる必要がありますが、フリーランスも、同じように事業用の3つの印鑑が必要なのでしょうか?

結論から言うと「個人名の印鑑」でも問題ありません!

フリーランスや個人事業主は、代表者印をつくった方がいい、というメディアやブログが多いのですが、その必要はありません。

事業形態代表者印備考
フリーランス不要屋号+代表者名の印鑑が必要な場合は別
会社(法人)必要代表者印=会社印鑑=印鑑登録された実印

一方で、フリーランスとして事業を行っていく上で、プライベートの印鑑とは別に印鑑を作成した方が便利という人もいると思います。

ここで、あらためてフリーランスや個人事業主が実務で使用する印鑑の種類について把握しておきましょう。

印鑑・ハンコの種類

多くのフリーランスが個人名で仕事をすると思うので、認印と実印、銀行印の3つを用意するとよいでしょう。

認印(みとめいん)

日常生活で最も使用する印鑑です。郵便や宅配便の受取や市役所の手続きなどで使用します。

フリーランスの場合、個人事業主の開業届の書類に使用するので、最低限必要な印鑑です。

正式には、実印として印鑑登録されていない印鑑のうち、シャチハタではない印鑑のことを認印といいます。

認印はプライベートで使用しているもので問題ないです!

実印(じついん)

実印とは、住民登録をしている市区町村で印鑑登録の手続きを行った印鑑のことです。

市役所に登録することで、身分を公的に証明できるので、不動産契約などの契約書類などの重要な書類に使用されます

個人名の実印を持っている人は、追加で作成する必要はありません!

銀行印(ぎんこういん)

銀行印は、口座の開設や金融機関への届け出に使用する印鑑です。

事業用口座を開設する場合は、管理のために銀行印を作成してもよいです。

代表者印(だいひょうしゃいん)

屋号名と代表者名が彫刻された印鑑です。丸印とも呼ばれ法人やビジネス用の実印です。

個人名の実印を持っている人は、必要ありません。もちろん屋号名の印鑑を使用したい人は、使用もOKです。

角印(かくいん)

屋号が彫刻された四角の印鑑です。見積書・請求書・領収書などの対外文書に捺印します。ビジネス用の認印というイメージです。

屋号を設定している人は、角印を用意しておくと便利です!

フリーランスにおすすめの電子印鑑(デジタル印鑑)

ここまで、フリーランスや個人事業主が仕事で使用する印鑑・ハンコについて説明しました。

ただ、最近では。電子データで見積書や請求書を送付するケースが増えており、電子データに捺印できる「電子印鑑」が注目されています!

電子印鑑とは?

電子印鑑とは、PDFファイルなどの電子ファイルにパソコン上で押印できる印鑑です。

これまでは、Wordで作成した書類は、一度印刷してから印鑑を押印して、送付したり、スキャンしてPDF化したファイルをメールで送信していたと思います。

電子印鑑(デジタル印鑑)があれば、印刷や書類の送付の手間を省けるので、おすすめです!

電子印鑑のメリット・デメリット

電子印鑑は、便利なサービスですが、メリットやデメリット・注意点を確認しておきましょう。

電子印鑑のメリット

  • 押印や送付の効率化
  • 印刷費用や郵送コストの削減

電子印鑑のデメリット

  • セキュリティ面の信頼性の担保
  • 取引先によっては利用できいない

何よりも重要なポイントは、取引先が利用できなければ無意味なので、しっかり確認しておきましょう!

電子印鑑の法的効力は?

一般的な電子印鑑の効力は、認印と同等と言われています。つまり、契約書や各種金融機関の手続きには、使用できませんが、

  • 見積書
  • 請求書
  • 領収書

などの事業でよく使用する書類には、使用できるということです。

では、電子印鑑で重要な契約書など法的効力のある捺印はできないのでしょうか?

電子証明書が発行された文書ファイルであれば、紙文書の実印と同等の効力を発揮できます。

一方で、電子書類は改ざんの恐れがあるため、企業ではまだまだ「セキュリティに問題あり」ということで、導入が進んでいない、という実情があります。

改ざん防止のためにタイムスタンプなど、セキュリティ対策が強化されたサービスであれば、徐々に利用可能になって来ているようです。

フリーランスにおすすめの電子印鑑サービス

電子印鑑サービスは、有料サービスだけでなく、無料で利用できるものがあります。

今回は、無料サービスをご紹介します!

Web認印

Web認印は、会員登録不要で、名字の入力後に「書体」・「大きさ」・「色」を選ぶだけで、電子印鑑が作成できます。

無料サービスなのですが、2,000性もの印章を用意されているので、多くの人が利用できると思います。

Web認印

他にも無料サービスには、電子三文判やタイムスタンパーなどもありますが、Web認印で十分だと思います。

フリーランスにおすすめの電子契約書サービス

電子印鑑の他にも電子契約書サービスといって、契約書を電子文書に置き換え、署名やタイムスタンプを用いることで、契約者双方の合意を証明し、法的効力を持たせられるサービスです。

なので、認印や電子印鑑サービス、契約書は、電子契約書サービスを利用することで、多くの書類を電子化できます。

フリーランスにおすすめのサービスは、以下の3つです。

特にクラウドサインは、月間5件の契約までは無料で利用できるので、おすすめです!

まとめ

今回は、「フリーランスが知っておきたい印鑑の基礎知識」について解説しました。

また、注目の「電子印鑑」や「電子契約」についてご紹介しました。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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こーへい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それではまた!!!